動線の失敗例から学ぶ対策まとめ
動線の失敗例
注文住宅の大きなメリットは、間取りを自分たち仕様にカスタマイズできるということ。
カスタマイズとかちょっとかっこいい言葉使ってすみません。どうもシノハラです。
ようするに注文住宅の新築というのは今の住まいの不便を解消できるわけです。そんなせっかくの注文住宅を新築するんだから、失敗したくないのはみんな同じ。ですので、ここでは失敗しないための動線の失敗例をあえてあげてみますね。
洗濯動線の失敗例
・物干し場が外なので、干すために家のリビングしかもTVの前を横断しなければならない。
・2階のバルコニーに物干しをする計画だったけど、洗濯物を持って2階に上がるのが思っていたよりも大変。
など
家事動線の失敗例
・玄関からキッチンが遠く、お米や水などの重たい物を運ぶのが大変。
・勝手口を付けなかったのでゴミを外に出すのにリビングを通らないといけない。
・音や臭いを考えてダイニングテーブルをキッチンからなるべく離したので、料理を配膳したり片付けするのに遠い。
など
生活動線の失敗例
・2階からお風呂に行くのにリビングを通らないといけないので、来客時にお風呂が使えない
・子どもが帰ってきてコミュニケーションが取れるようにとリビング階段にしたが、子どもの友だちが来るときはリビングで寝ていられない
・玄関から階段に直接行ける動線にしたので、子どもと顔を合わすことが少ない
など
失敗しないために
設計段階で、平面図に普段の動線(洗濯、家事、生活)を書き込んでみてシミュレーションしてみることをおススメします。
なんせ誰かにとっては失敗例だけど、誰かにとっては成功例ですので。
何が正解というものはなくって、ご家族それぞれにとってあった動線があります。だからこそ注文住宅の間取りはそれぞれ違うんですね~。
最後に
ということで動線を優先して、
洗濯・物干し・キッチンがぐるりと回れるように・・・
ウォークインクローゼットには2箇所出入り口をつけて・・・
と設計することもありますが、注意点があります。
それは動線を増やす=廊下が増えるもしくは収納が減るかもしれないということ。そして、動線を何からなにまで良くしようとするとどんどん家が大きくなりますので予算もかかってしまいます。
やっぱりバランス、優先するところは優先する、ゆずるところはゆずるという考え方が大事ですね~。
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。