和室(畳スペース)は何に使ってもいい部屋だからこそ事前に考えよう

和室(畳スペース)

家の間取りを設計する際にお客さまからヒアリングさせていただくわけですが、和室(畳スペース)が欲しいというご要望をいただくことが多々あります。(和室を要らないという方も増えてきてますが)

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和室と言っても、このような4.5帖とコンパクトで、シンプルなつくりが増えていますね~。

ただ、こういった見た目や大きさですが使い方で大きく変わってきます。

 

何に使ってもいい部屋

実は和室って何に使ってもいい部屋とも言えます。実際に「何かあったときに使えて便利だから」という声が多いですし。

その何かというのは、例えば・・・

・小さな子どもを寝とかせる

・自分がごろんとリラックスする

・親や友人が泊まりにきたときの宿泊部屋

・家庭訪問で先生が来るような来客時に客間として

・将来同居した場合の親の部屋として使えるのでは

・仏壇を置いて親戚が集まる

・子どもが増えたときの予備部屋として

など何に使ってもいい部屋という感じで。

 

だからこそ何に使うのか?を考えよう

確かに和室は何に使ってもいい部屋になりうるわけです。しかし、上記の全てをできるようにするには難しいわけです。

「自分がごろんとするために」リビングの近くでテレビが見える位置にしたけど、「将来、親の部屋にした」場合はリビングと関係性が深すぎて居心地が悪いかもしれません。

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↑写真:『落ち着いた和モダンの家』の竣工写真(施工事例)

だからこそ、何に使うのか?は、間取りを設計する時点で考えることが大事なんですね。

その目的のためにベストな和室の位置を間取りに組み込んだほうわいいですもんね~。

 

ふすまをうまく使う

やはり最近一番多いのが、リビングと続き間にする場合が多いですね。ふすまを開けたらリビングの一部として、ふすまを閉めたら客間として使うという使い方が比較的多いかなと。

ふすまをその時に応じて使い分けることで、和室が無駄になってしまわないようにしているんですね。

ふすまであれば将来そこを壁にもできますし、あけておけば広い部屋にもなるので。

うまく使いたいですね~。

 

最後に

ふすまにするか壁にするかというのも、やはりそもそもはどういう使い方をするか?ということを事前に考えないと判断できません。何にでも使えるしと思っていると、逆に何にでも使えない部屋になる可能性だってありますからね。

やっぱり和室を設けるなら、どんな使い方でもできるし、どういう使い方を重視したいか?をキチンと話し合っておきたいですね~。

そういうことを話し合うのが後になって後悔しないために大事なことですよ~~。

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ピコ太郎もそう思ってるみたいですよ~~~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。