前面道路が行き止まりの土地は買うべき?メリット・デメリット

土地探しを一緒にしています

さいさんこのブログでもお伝えしていますが、家を建てたいお客様が土地から探している場合は、お客さまと一緒に土地を探しています。

ということで、ぼくは普段からよく土地をお客さまと一緒に探していますので、現地でウロウロしたりします。

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もし見かけても、「不審者がきた!」とか言われないようにお願いします。笑

 

道路が行き止まりの土地

先日、お客さまから相談を受けたのが、分譲地で「前面道路が行き止まりの土地は買いか?どうか?」という内容。

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この絵で言うと、DとHの区画ですね。このDとHは前面道路が行き止まりになっています。

お客さまはこの分譲地での売れ残り状況、他の区画との比較を考えるとDかHがいいなという感想を持たれたそうです。

では、ぼくのプロとしてのアドバイスを分かりやすくするために、メリットとデメリットでかんたんにまとめてみますね~。

 

行き止まりの土地のメリット

①基本住民しか通らないから、道路への車の通りが少なくて安全、静か

②基本住民しか通らないから、第3者の目線が気になりにくい

③基本住民しか通らないから、不審者は目に付きやすい

など

大きくは人と車の動きが少ないという安心感ですかね~。

 

行き止まりの土地のデメリット

①駐車場の位置が限定される

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(写真向かって右側が道路行き止まりです)

どうしてもこうして停めてあるような位置(行き止まりから反対側)に駐車することになります。旋回範囲があるので。

赤の位置に駐車しようとしたら道路へバッグで入ってくるか、何回か切りかえす必要があります。(道路幅がかなり広ければ問題ありませんが、このような行き止まり道路で道路幅がかなり広いというのはあまりありません)

②お向かいの人に、家の前の道路を私物化されてしまうケースが稀にある(路駐されてしまうなど)

③除雪で道路の行き止まり部分に雪が山にされてしまうことも(条件によりますが)

など

 

最後に

おおよそのメリット・デメリットを並べてみましたが、どんなところでもこうしてメリット・デメリットは当然あるので、全てが100点の土地っていうのはなかなかありません。

大事なのはトータルバランスで考えるのと、全てを好きかどうかよりも全てを受け入れることができる範囲かどうか?で考えてみるってこと。

前面道路が行き止まりの土地を買うべきかどうか?はぼくのアドバイスを参考にしてもらって、最終的にはご夫婦で相談して決めてくださいね~。

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以上、土地探しざんまい!でしたっ。笑

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。