⑤子ども部屋2部屋を最初は大きな1部屋にしておく?(特典動画付)
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆
間取りのお悩みズバリ解決します!シリーズの5回目です。
使い方が変わる部屋とは?
住まいには、何十年と暮らすと、使い方が変わる部屋があります。
トイレやお風呂は使い方は変わることはまずありませんね。
リビングもどのように過ごすか?という変化はあるかもしれませんが、基本的にあまり変わるものでもありません。
使い方が変わる部屋とは・・・「子供部屋」なんです。
それはなぜか?というと、子供の成長によって使い方が変わるからなんですね。
子供部屋の使い方の変遷
子供部屋が年齢によってどのように使われるか?だいたいイメージで捉えてください。
0歳~7歳頃:あまり使われません。なぜならば、普段の生活も寝るのも親と一緒だから。
7歳~10歳頃:ぼちぼち使われるようになります。ご家庭の考え方によりますが、寝るのに子ども部屋を使うことがあっても、勉強したり、日常を過ごすのに子ども部屋はあまり使いません。
10歳~18歳頃:ようやくフルに使うようになります。勉強は未だにリビングでするという子もいるでしょうが、寝たり、片付けしたりと自立にむけた生活空間としてやっとフルに使うようになります。
18歳~:大学に行ったり、就職したりと、そもそも自立して家を出るケースも多いので、子ども部屋が物置状態になっているというのもよくある話ですよね。
子ども部屋2部屋を最初は1部屋にしておく
そんな使い方が変わっていくと言われている子供部屋ですが、「子ども部屋2部屋を最初は大きな1部屋にしておく」というのもよく見られるようになってきました。
この写真のように、
最初は10帖~12帖くらいの大きな部屋にしておいて1部屋を2人で使う。そして子どもの成長にあわせて間仕切りをして2部屋にする。
・・・というやり方ですね。
一般的によくみるようになってきましたが、自分たちの場合どうなのか?と迷っている人に向けて、メリットとデメリットをかんたんにまとめてみますね。
メリット
・子どもの成長にあわせて最適なスペースを作ることができやすい。
・小さい頃は一人で部屋ですごすよりも兄弟(姉妹)二人で部屋ですごす方が仲が良くなる。
・幼い頃の遊び場としてのスペースが広くなる。
・新築時の費用を抑えられる傾向にある。
・子どもがまだいないご家庭だと、将来子どもが一人の場合、子ども2部屋で新築しているとそのうち1部屋は無駄になることがあるので、それを避けられる。(子供部屋が主寝室よりも大きくなる可能性もあるけど)
・小さい頃は家族全員同じ部屋で寝るという場合は、広々とした寝室として使える。
・子ども部屋をプライバシー完璧の個室にする必要はないから。
など・・・
デメリット
・兄弟(姉妹)の年齢差がある時は、上の子と下の子の一人部屋が欲しくなる時期に差があるので、部屋を区切る時期に迷う。
・兄妹、姉弟というように異性の場合は、どうせ必ず区切るから最初から区切っておいたほうがよい。
・間仕切り壁で区切ったり、家具で区切ったりするにしてもその時にお金がかかる。新築の時に工事するよりも、リフォームで工事するほうが費用がかかるし、わずらわしい。
・家具を置いて間仕切りをしたり、引き戸で間仕切りをする場合、遮音性が悪い。
・2部屋に区切ってもいいように照明は二つ、エアコンのコンセントも二つ必要になるなど、あらかじめの必要な工事がある。
・子どもがまだいないご家庭では、将来子どもが一人の場合、子ども2部屋で新築しているとそのうち1部屋は物置か書斎にできる。(だから一部屋にしているとデメリットになる)
・広い部屋に対応した能力のエアコンは、2部屋にした場合能力が過剰になる(悪いことではないですが)ため、大きいエアコンを一つ入れるか、小さいエアコンを二つ入れるか迷う。
など・・・
最後に
敢えてメリットとデメリットをあげてみました。いろんな考え方があるので、参考にしてぜひともご夫婦で話し合ってくださいね~。
なかなかこれが正解!!!とは言い切れないことばかりです。
家づくりのプロであるぼくもいろんなアドバイスはしますが、絶対にこうだ!ということはあまりありません。
あ、絶対に・・・というのであれば、
これだけは「絶対に」です。
そう・・・
そうです・・・オンザライスだけは!
↑焼肉でオンザライスだけは絶対に間違いありません!!!
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~今日の体重=85.3(-0.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。