⑩憧れのウォークインクローゼットが最悪の収納になる理由(特典動画付)
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆
間取りのお悩みズバリ解決します!シリーズの10回目です。
憧れのウォークインクローゼット
みなさん憧れのウォークインクローゼット。
最近では「夫婦の主寝室にはウォークインクローゼットが欲しい」というリクエストをいただくことがほとんどです。
ですので、今では新築する家にはかなりの確率で間取りに組み込まれています。
ドアを開けると、ハンガーで服をかけられたり、何段かのシェルフを設置したり、大きめの荷物も入れられるし。
洋服の全てをこのウォークインクローゼットに収納しておくことができるので、鏡を置けばウォークインクローゼットの中でコーディネートができたりしますしね。
ウォークでインする
ちなみに、ウォークインクローゼットとはその名のとおり、「ウォークでインするクローゼット」ですね。ええ~、はい~~~。長島さん風に言ってしまいましたが、歩いて入る収納ってこと。
歩いて入れるから部屋からは収納したものが見えなくて、部屋の中はスッキリとなります。
さらにはウォークスルークローゼットというものもあり、これもその名の通り「ウォークしながらスルーするクローゼット」ですね。ええ~、いわゆる一つの~。これまた長島さん風に言ってしつこいですね。つまりは、歩いて通り抜けられる収納です。
これだと動線がよくなりますし、使いようによってはとても便利ですね。(出入口がある分壁面が減る=収納量が減りますが)
通路も含めた収納になるということ
ただ、これにもデメリットというものも存在していて、思っているよりもまずいことになる場合も。
それは、収納のうち、その歩く通路分のスペースが取られてしまっているという捉え方もできるということ。
通路分がもったいないという考え方ですね。
だったら、その通路分を無くしてふつうのクローゼットにしたほうがスペース的に効率よく収納できる・・・という考え方もできるわけです。
こういうクローゼットには歩いて入ることができないけど、通路に物を置いてしまう・・・だなんてことはなくなりますからね。
奥の方が不明・・・
さらにもうひとつ思っているよりもまずいことになる場合が、せっかくウォークインクローゼットということで大きなスペースをとったけど、ものがどんどんあふれてきてウォークインクローゼット内にどんどんものを詰め込んでしまう・・・というケース。
詰め込みすぎて奥の方に行くのが大変だから、え~っと・・・、奥にあるものはなんだったけなぇ~・・・そして永久に眠ったまま・・・Forever
ということになる可能性もあるわけです。
そして、そんな収納の肥やしのために、大事な床面積を削ってしまっている・・・ということさえもあるわけですね。
最後に
しかし、そんなこと言ってもやっぱりウォークインクローゼットもうまく使えば収納量は確保できるし、服もコーディネートできるし、お部屋もスッキリ。
やっぱりポイントになるのは「収納はどう使うか?」ですね!
ウォークインクローゼットもとにかくあればいい!じゃなくて、どう使うか?をちゃんと計画しておかないと、思った以上にまずいことになるかもしれませんよ~~~。
↑思ってた以上にまずい!!!
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。