家を建てる最適な季節はいつか考えてみた。

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

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家を建てるのはいつがいいの?

これから家を建てる方は、いつごろ家を建てるのがいいのか?っていう質問をたまにいただきます。

意味合いとしては「どの季節に家を建てたらいいの?」という感じでしょうか?

季節により工事に適している適してないということがあるの?ってことですね。それについて考えてみましょう。

 

季節が違うと、気温が違う

季節が違うということは、まずは一つ言えるのが「気温」が違うってことですね。

今は12月7日。昨日寒かったし、これから寒い冬がやってきますね・・・。

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↑3年ほど前?にぼくが作ったゆきだるま。かわいいよね。

冬で温度が寒すぎるとコンクリートが硬化不良を起こしたり、塗装がうまくのらなかったり・・・ということが品質上マイナスになることがあるんです。

つまり気温が寒すぎる季節は避けたほうがいいということになりますかねぇ。

 

季節が違うと雨の量が違う

そしてまた季節が違うともう一つ言えるのが「雨の量が違う」ということ。

雨に塗れると施工できなかったりするし、雪が積もると現場がストップすることさえも。

コンクリートを打設している最中に雨が降るとよくない場合もありますからね。

※気になる方は以前のブログ参考にしてくださいね~⇒コンクリートに雨が降って濡れても大丈夫な時と大丈夫じゃない時

つまり、雨が多い季節は避けたほうがいいということになりますかねぇ。

 

でも気温と雨の頻度は気にしない

ということは、ここ福井県という日本海側の気候で考えてみると、寒くて雨・雪の多い12月~3月、梅雨の6月は工事しないほうがいいってことになってきます。

ということは7月から着工して11月に終わるようにする・・・ってことでしょうか。

でもここではっきり言っておきますと、気温と雨の頻度を建てるあなたは気にしなくていいんです!

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いいんです!!!

なぜかと言うと、建てる住宅会社が、気温と雨にちゃんと対策した工事をしてくれるからです。

 

気温と雨の対策とは

コンクリートが寒すぎて硬化不良を起こすという現象は実際にあり得ることですが、コンクリートの強度を増したり(化学反応が増すので温度があがる)、それでも温度低下の恐れがある場合は養生をちゃんとすれば、全く問題ありません。

木材が雨に濡れてしまうのは実際にプラスのことではありえませんが、木造軸組在来工法の場合は、屋根をかけるまでの時間が比較的短いという特徴があるので、雨に濡れにくい状況がすぐできます。

また、外壁側に防水シートをかけることで、完全に雨に濡れなくり、それから壁を仕上げるまで1か月以上は乾燥できます。つまり、乾燥期間を十分に設けることができる工法なので、そもそも乾燥された木材を使用していれば、少々濡れても十分乾燥できるので、全く問題ありません。

おおぉぉ~~~・・・っと、いきなり理論的なことを書きましたが、一級建築士っぽさがにじみ出てしまいましたね。

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おっほん。

かんたんに言うと、気温と雨への対策をちゃんとすれば全然問題ないんです。

 

気候が変わらない時期など無い

注文住宅の新築にかかる工事期間は、一般的に4~6ヶ月です。余裕を見ると半年ってことですね。

つまり、半年間工事をするわけで、ずっと天気がいいわけでも、ずっと気持ちの良い気温が続くわけでもありません。

半年もあれば、いろんな日があるわけです。たとえいくら7月~11月としても。

だからこそ、気温と雨への対策をちゃんとした施工が大事なんですね~~~。

 

まとめ

季節としては、寒い季節にコンクリートを打たないほうがいいし、雨の多い季節に木材が雨にさらされる状態にならないほうがいいわけですが、ちゃんと対策をしてもらえば、全然問題ないので、家を建てるのに最もよい季節というのはあるけど、ないという結論になりました。

つまり・・・

あるけど、ない。

さよならだけどさよならじゃない的な言葉で終わりにしたいと思います。

いわゆるひとつの、やまだかつてないWinkですね。笑

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。