リビング吹き抜けのデメリットを解消する7つの方法
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆
吹抜けリビングは人気あります
吹抜けリビングって依然として人気があります。なんせなにがいいって「パッと見」がいいし、開放的。
もちろんお客様のご要望により、あめりか屋でもリビングを吹き抜けにすることがあります。
そんな人気の吹き抜けリビングですが、メリットがある反面、デメリットももちろんあります。
吹抜けリビングのメリット
まずはメリットから。
①開放感がある空間になるので、狭い面積でも広く感じる。
②高い位置からの採光で部屋が日当たりよくなる。
③2階の部屋とつながる。(窓をつければ会話もできます)
④低い窓からの空気が高い窓へ流れて自然換気ができる。
というようなところでしょうか。やっぱり①と②が大きなメリットですね。最高に気持ちいいですから。
吹抜けリビングのデメリット
では逆にデメリットを。
①夏は暑くて冬は寒い。
②窓が高いところにあるので掃除が大変。
③照明の交換が大変。
④臭い・音が2階の部屋まで伝わってしまう。
⑤耐震性が弱くなる。
⑥2階のスペースが削られて部屋が減る。
⑦天井が高すぎると落ち着かない。
というところが言われたりしますね。
デメリットを解消する方法
ということで、これらのデメリットを解消する方法をかんた~んにまとめてみましょう。
デメリット①(寒い)の解消方法
特に冬寒いというのがみなさん心配されます。北陸地方は特にですね。
でも断熱をよくして、気密をよくする(隙間をなくす)ことでおおよそ解消されます。もちろん床暖房・蓄熱式暖房機など付属の暖房機を設置するとさらに快適になりますが、これだけはやって欲しいというのが
・高性能のエアコンをつける
・天井にファンを付けて、空気を天井に滞留させない
という2つ。
ただ、空気の容積は物理的にはふつうよりも大きいので、効率が悪くなることは間違いありませんが、快適性としてさほど問題はなくなると思います。
デメリット②(窓)の解消方法
高い所にある窓を拭くのは確かに大変です。でも専門業者に頼むと楽ですよ。
もちろんお金がかかりますけど。(あ、もしかしてこれ解消方法になってませんかね。笑)
デメリット③(照明)の解消方法
吹き抜けの天井に照明をつけると球の交換は確かに大変です。
しかし壁に照明をつけたりして球替えを簡単にできるようにしたり、最近はLEDにして球替えの周期を伸ばすということもできます。
デメリット④(臭い・音)の解消方法
そもそも2階に臭いや音が行くことをデメリットと考えるのであれば2階のリビングに面した部屋に窓をつけなければいいですね。
逆にこれがメリットと考える方も多いので。
デメリット⑤(耐震性)の解消方法
耐震設計をちゃんとしていればなんとでもなります。あまりにも大きい吹き抜けの場合は注意は必要ですが、吹き抜け=耐震性弱いというわけではありませんよ~。
デメリット⑥(部屋面積減)の解消方法
合理的に考えると2階の部屋にできる面積が減りますね。しかし、この合理的な意見が吹き抜けの魅力よりもまさる方は吹き抜けにしないほうがいいかもしれませんね。
デメリット⑦(感覚)の解消方法
天井が高くて落ち着かないのであれば普通に吹き抜けはやめましょう。(ぜんぜん解消方法じゃないし!笑)
吹抜けリビングのいいとこどりをご紹介
というわけで、7つの解消方法をいろいろと書きましたが、実は吹き抜けリビングのいいとこどり(?)のプランもあるんです。
それは天井高さを普通のリビング天井高さよりもプラス40cm~70cmくらい上げて高窓をつける・・・というものです。
↑2階部分の全てを吹き抜けにせず、少しだけ上げるって感じですね。
これだと、普通の吹き抜けほど容積が大きくなりませんので一般のリビングとそう変わりません。しかも高窓の明るさと開放感のメリットも十分に得られます。照明の交換もなんとか大丈夫ですし、窓ふきもがんばったらできる高さ。このリビングの上の部屋は天井高さが低くなりますが、納戸収納として利用も可能です。
ということで、こんな吹抜け(高天井)もあるんだってことで、参考にしてくれたら嬉しいです~。
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~今日の体重=83.9kg(-0.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。