①トイレの位置はどこにあったほうがいい?

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆

間取りのお悩みズバリ解決します!シリーズの1回目です。

 

トイレはどこにあったほうがいい?

今日から始まった間取りのお悩みズバリ解決するわよシリーズ。昨日は前置きが長くなりスミマセンでした。

第一回目は、「トイレの位置について」

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↑過去記事:「トイレのリフォームのビフォー・アフター

あなたにとってトイレは家のどの位置にあると一番いいのでしょうか?一緒に考えてみましょう。

 

①トイレのドアを開けたらリビングはNG

まず一番気になることは音と臭い。

ダイニングでご飯を食べていて、リビングでくつろいでいて、トイレの音がザザ~~~ッとか聞こえたり、ほんのり臭いがするっていうのは、部屋にいる人・トイレにいる人どちらにとっても気になるものです。(換気扇を回せば臭いはほぼ大丈夫ですが)

トイレのドアを開けたらすぐリビングというのはまずは避けたほうがいいと思います。

やっぱり

廊下を通ってトイレに行くようにする=リビング・部屋から離して配置する

ことが一般的ですね。

(例外として、介護住宅や介護施設ではあえてそうする場合もあるし、面積の小さい家では優先順位的にどうしてもしょうがない場合もありますけどね。)

 

その他の音対策

臭いはいいとしても、それ以外の音の対策としては、

・トイレと部屋との間の壁に遮音材を入れる

・トイレと部屋との間にクローゼットなど収納を配置する

といった工夫も考えられます。

ただ、最近のトイレは流す時の水量がかなり減っていますからねずいぶん静かになりました。ですので、これらの対策をしなくてもほぼ問題ありません。

※最近のは流してもズボススス~スくらいの音ですみます。ぼくは昔ながらのゴボゴボガバガバババ~~~ゴボボボボ~ボボって流れたほうがなんかすっきりした気がしますけどね。個人的には。笑

 

②プライバシーはどうか?

トイレは家族が使うだけではなく、来客された方も使います。

なので、玄関から離れた家の奥のほうに配置すると、キッチンや洗面台などプライベートなところを通過してトイレに行くということになって、見られたくないところも見られてしまうかも?というデメリットも考えられます。

逆に、玄関の近くに配置すると来客された方が使うのにはいいかもしれませんが、自分たちの寝室からは遠いということになるかもしれませんし、トイレに入っている時に来客があったらなかなか出にくいというデメリットもあります。

 

③動線はどうか?

そしてまた、お風呂から近いほうがいいのか?寝室から近い方がいいのか?といった動線の優先順位の選択はご家族の考え方が大きく影響します。

また2階建てで、1階にひとつだけトイレがあるという場合は、階段近くにしたほうが良さそうです。

さらに子どもが小さい頃は、夜中にトイレに付き添ったりもするので寝室と遠いと大変だと思うかもしれません。そして年をとってきたら主寝室からトイレが近いほうがいいでしょうし。

でもそれが気になる年数って、住む年数のうちどれくらいの期間なのか?というのを長い目で考えてみるのも大事ですね。

 

④窓は必ずつけよう

マンションと違って注文住宅なら外壁は4面あります。

その外壁が4面あるというメリットを活かして、トイレは外壁に面した位置に配置して窓は設けたほうがいいですね。

マンションだと窓ナシのトイレがあたりまえですから、その逆です。

窓があると換気しやすいですし、昼間の自然光が入りますからね。

 

⑤鬼門をさけるという考えもある

風水の話ですが、鬼門(北東)、裏鬼門(南西)は避けたほうがいいということが言われています。

実は風水というのは昔からのいい伝えではあるものの、ただの迷信ではなく合理的な理由もあるそうです。

北東の方角は日当たりが悪く、家の中でも空気の淀みやすい場所になり、一年通してジメジメしているため、トイレにとっては不衛生だということが理由だそうです。

しかし、今は水洗トイレですし、つくりがそもそも衛生的。さらに換気扇も付けるのがあたりまえです。

風水は気にするかしないか?の問題で、昔の合理性を今にあてはめることまでは必要ないかな~と個人的には思います。

 

優先順位はご家族それぞれ

ということで、①~⑤のポイントをあげてみました。

基本的には間取りでは玄関の近くに配置する場合が多いんですけど、せっかくですから①~⑤のうち自分たちはどこを重視するか?を考えてみてくださいね。

結果、

「動線に関しては、使い慣れれば大丈夫だろうから正直配置はどこでもいい。音だけは聞こえないようにしたい。」

「お風呂から直接トイレに行けるようにしたいので、洗面脱衣所から直接トイレに行けるようにしたい。」

「やっぱり老後を考えて、寝室のすぐ横にトイレが欲しい」

など・・・ご家族それぞれです。

ぜひご夫婦で話し合ってくださいね~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。