キッチン対面カウンターの高さの決め方
水はいろはす派、福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
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キッチン対面カウンターの高さ
昔は壁付のキッチンが多かったのですが、リビング・ダイニングと対面のキッチンは近年多く採用されています。(ちなみに壁付がダメとかそういうものではありませんからね、あしからず)
そんな対面キッチンですが、たいがいカウンターがついてきます。(つかないものもあります)
そのカウンターっていうとこんな感じのものです。キッチンの前面の腰壁(お盆がのっているところ)をカウンターと言います。
そこで、「このカウンターの高さをどうするのか?」を決めなきゃいけません。
(※他の細かいことは置いておいて、ここでは高さのみをテーマにします)
カウンターの高さによる違い
キッチンのワークトップよりも高いもの、低いもの、同じ高さのものというのがあります。
それぞれ違いがありますので、かんたんにまとめてみます。
①キッチンのワークトップよりも高いカウンター
下の写真はワークトップ+250mmの高さです。
このメリットはやっぱりキッチンの手元が隠されるというところ。少々洗い物が残っていても見えないが嬉しいですね。
しかしあまり高くしすぎると、カウンターの上に物を置きにくかったり、圧迫感を感じたりもします。
②キッチンのワークトップよりも低いカウンター
下の写真はワークトップと同じくらいの高さですが、このカウンター自体低くすることもできます。これはスツールを使うためこの高さ。普通のダイニングテーブルを使う場合はもっと低い位置にカウンターを付けます。
ようするにテーブルとして使う場合は低く設置することになりますね。
テーブルとして使う場合に、使いたいイスの高さによって決まりますね。
③キッチンのワークトップと同じ高さのカウンター
こちらはキッチンのワークトップと同じ高さのカウンターです。ワークトップの人造大理石は普通奥行650㎜ですが、それが延長されたキッチンです。
いわゆる立ち上がりのカウンターがないので、スッキリしたデザインになります。ワークトップを広く使うというメリットもあります。しかし、片づけはこまめにしないと雑然とした雰囲気になってしまいがち。
対面キッチンのカウンター高さの決め方
高さの違いが分かったところで、ではあなたはどうしたいですか?高さはどうやって決めますか?というですね。
まず最初にキッチンのワークトップの高さの決め方は、計算式があります。
ワークトップ高さ=身長÷2+5cm
(あくまで目安です。ショールームで実際の使いやすさを確認してもらうことをおススメします。)
この高さをまずは決めます。
そして、ワークトップ高さ85cmだとしたら、①のカウンターを高くしたい時は+25cmの110cmまでが多いですね。+25cmあればおおよそ目隠しできますし、110cm以上になれば少し高く感じる場合も。
しかし、あえて高くして(120cm~くらい)、ワークトップとの間の35cmを収納スペースにするということもできます。(収納力アップを優先した場合)
②の低い場合は、使いたいテーブルの高さを決めること。一般的なダイニングテーブルですと70cmが多いので、その高さにカウンターを付ければOKです。つまりワークトップよりも低い位置にカウンターがつくわけです。
なお、スツールなど高めのイスを使うという時はもっと高くしてもいいですしね。
③の場合は高さはワークトップの高さで決まってきますよね。
まとめ
対面キッチンのカウンターの高さの違いがあり、それぞれいいところがあります。高さに関しては施工したあとに「やっぱり変更」とはいかないので、慎重に決めたいところ。
一番分かりやすいのがやっぱりショールーム(キッチンメーカーのショールーム)に行って、何台も展示してあるのでそのキッチンのカウンターの高さを実際に見て、自分のキッチンの使い方も考えながら、決めることをおススメします~。
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~今日の体重=83.4kg(-0.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。